2009年11月7日土曜日

新型インフルエンザと基礎疾患

厚生労働省は、新型インフルエンザによる入院患者の調査データを定期的に公表しています。基礎疾患のある人が高リスクであることは分かりますが、無い人は本当に少ないのでしょうか?

リンク:日本におけるインフルエンザA(H1N1)の新型インフルエンザによる入院患者数について
次表の通りですが、多くの入院患者が出ている19歳以下では基礎疾患のない人のほうが多いことが分かります。政府は基礎疾患を持つ子供のワクチン接種を前倒しで開始しましたが、子供全員を対象にすべきではないでしょうか。


新型インフルエンザ入院患者累計数(年齢階級別、10月28日時点)
年齢階級-11-45-910-1415-1920-3940-5960-7980-合計
基礎疾患あり10149511278778496120561381
妊婦1212
慢性呼吸器疾患61024162024634395323921
慢性心疾患1378278171265
その他34488682943495021395
基礎疾患なし804221069536106764422102365
合計905711580814183160140142663746



構成比(%)
年齢階級-11-45-910-1415-1920-3940-5960-7980-合計
基礎疾患あり11.126.132.334.242.152.568.684.584.836.9
妊婦0.00.00.00.00.07.50.00.00.00.3
慢性呼吸器疾患6.717.926.324.825.121.327.937.334.824.6
慢性心疾患1.10.50.41.01.14.45.712.018.21.7
その他3.37.75.68.415.826.935.035.231.810.5
基礎疾患なし88.973.967.765.857.947.531.415.515.263.1

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